ランチョ・オンティヴェロス・ヴィンヤード・ピノ・ノワール
タイプ:赤
味わい:辛口
ボディ:ミディアムボディ
生産者:ネイティブ9
生産地:アメリカ|カリフォルニア|サンタ・マリア・ヴァレー
品種:ピノ・ノワール 100%
ヴィンテージ:2012
醸造:100%全房発酵。それぞれのクローン毎に分けて発酵し、フレンチオーク樽(新樽20%)にて21か月熟成。2014年5月にブレンドし、7月にボトリング。
【コメント】
Wine Advocate 91pt
Wine& Spirits - Top 100 Wineries of 2021
バランスを追求したワインのみが入ることを許される「IPOB-In Pursuit Of Balance」のメンバー。名だたる銘醸畑に囲まれたサンタ・マリア・ヴァレーのたった8エーカーの小さな畑から採れたピノ・ノワール。
2012年は完璧に近いヴィンテージ。若いうちはアロマも華やか。10年ほど寝かせることでその骨格も美しく現れてくる。ピノ・ノワールの繊細な特徴を余すと来なく表現するオールドワールドを思わせる風格。
【生産者情報】
超少量生産100%オーガニックサンタ・マリアピノ・ノワール
ジェームス・オンティヴェロス(James Ontiveros)の単一畑のピノ・ノワールで造られたネイティブ9は、彼の夢の結晶です。カリフォルニア開拓時代、現在のサンタ・マリア・ヴァレーにメキシコから来た先祖が得た広大な土地のほんの一画を両親と共に再び手に入れ、1997 年に自らの手で8 エーカーの畑にピノ・ノワールの苗木を植えました。“ネイティブ9”という名は、カリフォルニアに渡ってきた先祖から、自身が9 代目にあたることから名づけました。周囲はビエン・ナシードなど、名高いヴィンヤードに囲まれています。ローム砂質で、海からの冷涼な風が吹き込むサンタ・マリア・ヴァレーのテロワールをこよなく愛し、有機栽培にこだわり、サステイナブル農法により丁寧に育てるピノ・ノワールは、その特徴をワインの中で存分に表しています。ごく少量生産でありながら、そのクオリティは業界内でも認められ、現在ネイティブ9はIPOB(In Pursuit Of Balance(イン・パースート・オブ・バランス))という新しいカリフォルニアワイン潮流を作る団体に所属しています。IPOBは、ピノ・ノワールとシャルドネに特化し、それぞれの品種が本来持つ特徴を重視し、その土地のテロワールを表現する、すなわち“バランスの追求”をワインに求めるグループです。2001 年に設立され、カリフォルニアの著名な醸造家が名を連ねるこの団体に、ネイティブ9もそのクオリティが認められ、早くから選出されています。